特別な特技も、やりたいことも、資格もないけど起業したいです。
起業はしたいけれど、何がしたいかがわからない。。
それでは何も始まらないと、ようやく重い腰を上げ、
師匠に会いに行きました。
まる「起業したいです。だけど、特別な特技も、やりたいことも、資格もありません。」
師匠「…」
今思うとかなりの無茶ぶりですね。
シュール過ぎて笑えます。
おいっっ!まるちゃん、それ一番大事なことを丸投げしてるだろっ!!
って、あの時の様子を思い浮かべて、自分で突っ込みます。
師匠「まるちゃんがどんな人かわからないし、何考えているかも分からない。特徴がないし、なぜ起業したいのかもわからない。」
特徴がない。
そうそう、私もそれは知ってます!
表面を取り繕って、世間からはみ出さないことを第一に生きてきたから、
金太郎飴みたいな、引っ掛かりのない人間なのです!
師匠「自分の汚いところを無視しないで、そこにとことん目を向けごらん。」
私はしっかりダーティーな人間です。
嫉妬、無関心、怒りなど、どうしてもこだわってしまったり、受け入れ難かったりしても、心の地下深くに埋めてしまった気持ちがあります。
そういう感情は、見ないふりをしたほうが楽なのです。
周りに迎合して、周りの期待する役割を演じていればたいていはうまく回るのです。
だけどそれって、誰のために生きているのだろう・・・?
自分のことを相手に伝えられないってことは、自分自身が自分のことをわかってないということです。
つるっと世間体でコーティングした表面のその下には何が隠れているのだろう?
私は私の棚卸を始めました。
生まれてから、幼稚園、小学校・・・・学生時代、社会人、現在。
その時々で夢中になったもの、嫌だったこと、そしてその背景。
今までも何度か自分の棚卸はしたことはあったのですが(転職活動や婚活の時など)、
今回いつもと違うところは、それを伝える相手(師匠)がいたというところです。