企業にとって都合のいい人材では、起業できない。
就職したての新人のころ上司に言われたのが
「メールや報告は簡潔にしてください。」
ということです。
上司は忙しい存在で、上司の時間をむやみに使ってはいけない。
仕事というのは、売り上げを上げることに時間を割くべきで、
仕事の過程や、的を得ない質問は時間の無駄である。
忙しい上司の手を煩わせるような質問をする前に、
自分で調べて、それでもわからなかったら初めて質問をするように。
理由はおおむねこんなところです。
私はお勤めが長くなるにつれ、
会社の空気を読めるようになり、
会社にとってめんどうなことは言わなくなり、
ルーチンをこなすことに耐え、歯車として働くようになりました。
だけど、そんな人材が社員の多くをしめるようになると、会社は言うのです。
もっと、空気を読まない、チャレンジ精神旺盛な人が欲しい。
なーんだ、
失敗しないように、会社に損失を与えないように仕事をしてきたけど、
それってただの都合のいい社員なだけじゃん。
私に足りないのは、
もっと失敗すること、無駄なことをすること、煙たがられることだったんだ、
と最近特に思うようになりました。
このブログも、駄文すぎて無駄だなあと思うけど、
すばらしい文章は今の私には書けないのです。
だから、今は駄文を書くしかないのです。
一か月後、半月後、一年後に面白いことを書けるように、とにかく何か書きます。
だって、自分の仕事を持ちたいから。